あなたの備忘録のブログ

個人的な日記を自分宛に書いています

十三夜は栗名月、信心深い人が走る日

寒くなってきたとはいえ、昼間に長袖で出歩くにはまだ暑いと感じることがある。朝晩は文句なしに長袖でいいのだけどね。

 

今日は十三夜。いわゆる栗名月らしい。十五夜と十三夜、どちらか一方だけを拝んでもう一方を拝まないのは片見月といって縁起が悪いそうで。なので十五夜で月を拝んだ人は十三夜も相応の月見をしないといけないのだ。つまり俺のことである。

人は暇があると縁起を担ぎたくなるのかもしれないね。旅行も伊勢神宮を拝んできたし。まあ家族に栗とススキを調達しておけと頼まれたから動いているだけなのだが。正直コンビニのみたらし団子とかせいぜい栗ようかんあたりを置けばいいのでは?と思っていたがオーダーとあらば動こうかというモチベで動くのであった。我ながら人の指示を素直に聞きすぎではないか、と思うが無職で時間があるという条件があるので素直に聞く。

 

まず栗を探すのだが、生の栗はあまり売っていない。レトルトパウチされた蒸し栗は大抵あったのだが、まあここまでちゃんとするなら生の栗が献饌にはいいだろうと探す。時期的にもちょっと終わりなのかもしれない。八百屋でも置いてなかったのでちょっと離れた大きめのスーパーまで行くことになった。そこそこの量で680円という(相場が分からないけど)高いなぁと思いつつ購入。スーパーも十五夜はそれなりにイベント感を出すのだろうけど、十三夜は何もないね。ハロウィンの飾りつけしかない。

続いてススキの調達。「その辺に生えているのを探してくればいい」なんて会話をしていたが、まあ道端には生えていないね。どこに生えているか分からないススキを探して長時間徘徊するのは気が引けるので、早々に購入する方針に切り替える。軽く探した結果、駅前の花屋にあったので購入。軽く3本ほど買って450円。値段については助かったからいいかなと思える。こいつも今日飾ったら終わりだというのにあまり高いと思わなかったのは、自力で探すという行為と天秤にかけたからなんだろうな、と考える。栗は他の選択肢がないから値段だけで判断したってことかな。

 

そんなこんなで団子を含めて飾りつけ(というほどのことはないが)をして完成。なんでもそれなりに形にすれば見栄えが良くなるというものだ。

栗とススキと三食団子

月見準備のために半日使ってしまった。こうなるとちゃんと月を拝まないとな、なんて気になる。思い入れというのは自分がどれだけ注力したかにかかってくるものなのだと改めて思う。ともすれば、仕事にせよ趣味にせよ自分が力を注ぐだけ思い入れというのは増すのだろう。そこまで好きが強くなくても、好きになろうとする努力をすることで2の興味関心が10になることもある。そう信じて物事に積極的に臨もうと思う。

 

今日はこのへんで。勉強のテキストも好きになろうとすればできるようになるかなぁ。難しいなぁ。