あなたの備忘録のブログ

個人的な日記を自分宛に書いています

「魔法使いの夜」クリアしたよー他

昼飯の準備としてパスタを半分に折って水に浸けておこうとしたら、折ったパスタで手を軽く怪我してしまった。パスタの神様が邪道死すべしと言わんばかりに牙をむいたのかもしれない。でもこうしたほうが調理しやすいし時短にもなるんですゴッド。

思ったよりおじさんの手でちょっと萎えちゃった

 

昨日は献血に行ったのだけど、献血中も行った後も気怠さが残ってしまい不調の日となってしまった。明確に気力が足りない!と思って昼に豚肉丼を自分だけのために作って食べて、そのノリでじゃがりことか甘い酒とかを摂取してしまってその日は胃もたれで終わりましたとさ。

 

魔法使いの夜」をクリアしました

時間ができたのでプレイしました。いやー面白かった。型月作品としては空の境界より前の草案的な作品が大本で、世に出たのがこのビジュアルノベルという形式らしいのだけど。今回プレイしたのはフルボイス版の新しい方(2022年12月8日リリース)でした。兄はボイス無しの方(2012年4月12日リリース)をプレイしていたようで、というか10年のギャップがあるのか。元々がボイス無しであることが味だったようだけど、紆余曲折あってボイスをつけた版もリリースしようという経緯だった気がする。

 

感想としては「しっとりとした印象」「魔術師の戦いは始まる前に決着がついているよね」「草十郎あんたすげーよ」って具合です。選択肢がないのでデッドエンドがないからなのか、あまり他作品より派手派手しい戦闘は少ない。そういう温度感が良いってのがあるね。型月世界での基本となる、魔術は秘匿すべしの掟がちゃんとフィーチャーされたのはこれが初なのでは?って思ったし新鮮だった。Fateでは目撃者の士郎も魔術師だったからあんまり印象深くないかな、と。青子の生き様というかかっこいい芯の通し方も良かった。さすが後続作品のヒロインのアーキタイプといったところか。生き方に一本の芯がある人は魅力的に見えるよね。

魔術に関してはロードエルメロイの事件簿ないし冒険シリーズでその世界観を展開しているのだけど、こと魔術師同士の戦いという点ではまほよが一番しっかりと描写しているのかな、と思った。こういうの見ると遠坂と有珠が戦ったらどうなるのかな、とかそういうドリームマッチを夢想したくなるね。それは想像するしかないとして。

 

作品としてはとりあえず完結しているものの、登場人物の伏線とか描写され切っていない部分とかけっこうあるよなーと思ったらそもそも三部作前提の作品だった。……いつか続編があればいいな、という気持ち。型月廚は待つのが得意、だなんて話は昔の話だけど、こんなご時世なのでできるうちに続きが気になるというのは仕方ないと思うわけ。月姫リメイク、EXTRAリメイク、まほよの続編、FGOの完結。このあたりは見届けたいと思っている。さりげない長生きのモチベーションだよね。ロードエルメロイの冒険はちゃんと完結させてくれるだろうという気持ちはある。三田先生ありがとう。

そういえば、劇場版で魔法使いの夜をやる予定があるそうじゃないですか。マジで。

それで門戸を広げて続編への足掛かりにする、というのであってほしい。もちろん劇場版はすごく楽しみです。もし続きがあるのなら気になるのです。

 

いずれにせよ、面白いゲームでした。サムライレムナントもやろうかな、なんて。