あなたの備忘録のブログ

個人的な日記を自分宛に書いています

資本主義に囚われた愚者

寒空の中、会社の人と電話で相談をする。自分で言ったからね、シフト勤・夜勤は避けられない契約なんだってさ。ちょっとだけ希望が見えたとたんにこれだから困るよね。

 

仕事でちょっと時間がかかって自宅に帰り、何かのはずみで母親と仕事の話になり、弊社の平均年収の低さと賞与の少なさをディスってきた。別に避難する意図はなく、なんで入ったの?みたいな素朴なニュアンスがあるのだけど、それが余計に虚しさを掻き立てる。苦しい思いをして入社を決意したのだけど、まあ第三者目線では安月給の通勤時間だけやたら長い会社ということになる。……もう実家に腰を据える覚悟を決めて、家から近い地方の会社に転職しようかな。家から出る選択肢はもう考えないようにした。母親と離れたら本当にバランスを崩して病んでしまいそうで心配になる。まあそれとこれは別の話なんだろうけど、さ。ちょっと今日は疲れています。

 

パソコンのデータ復旧について。最低でも8万程度はかかり、最大で17万かかるらしい。原付とか買える値段である。こうなると過去のデータにそれだけの価値があるのか、復旧させて意味はあるのか、なんて思いが膨らむ。女々しくどこかにバックアップがないかと持っているUSBメモリやほこりをかぶった外付けHDDを引っ張り出しては確認をするなどしてみる。もちろん何もない。学生時代の論文メモが出てきてちょっと嫌になっただけだった。すべて自分の過失だから本当に嫌になるね。

考え方を変えよう。前提としてプライスレスな情報があるから復旧に躍起になっているのだけど、それだけでは17万の壁は越えられなくなってきた。iTunesのデータのことを考えよう。1枚のアルバムをざっくり2000円としよう。(もちろん全てまともに買ったわけではなく、ほとんどはTSUTAYAで借りてダウンロードしたものだ)どんなに少なく見積もっても100枚以上はあったはずなので、その時点で20万以上の価値があることになる。これならどうだ。……半数は借りただけで聞いてなかったり、今のサブスクリプションサービスで聞いたらいいのでは、とかは考えません。

 

仕事もしかり、データ復旧もしかり、金がないと苦しいね。極論、手元に5000万円あれば何も考えずに仕事を辞めるしデータも3回復旧してやるさ。でも金がないから長い通勤時間をかけるし、思い出のデータ復旧をするかどうかで悩む。すべての行為が金で換算可能で、そのレートに従っているのだから。やっぱり意図的に資本主義の世界から降りた環境に触れないといけないよね。まあその世界が優しい世界なのかどうかは別問題だけど。

 

今日はこのへんで。ストレスが溜まっている自覚がある。爆発させないように気を付けよう。