あなたの備忘録のブログ

個人的な日記を自分宛に書いています

2023秋アニメを振り返ろう

なんか、今年はアニメをよく見た年だったなーなんて思う。そんな2024年の1月。感覚は1年ズレている。

 

2回目となる振り返り。今回は秋アニメとして見ていたものを振り返って記録にしようと思う。見始めたものなので2クールあるものも含める。順番は適当。いってみよう。

 

「シャングリラ・フロンティア」

anime.shangrilafrontier.com

ふらっと見るようになった枠。ゲーム世界の文脈の話で、主人公がクソゲーマーという点で無双するという作品。なぜか夕方5時枠の作品だけど、まあそんなもんかもしれない。なんでも深夜アニメだと思ったら大間違いである。ここがすごく面白いんだよなーって部分が突出しているわけではないけど見れる、ってかんじ。順当でまっとう、このくらいの気軽さで見れるのがちょうどいいかな、って感想。2クール目から加速してくるだろうという期待で見続ける。主人公のサンラクくんがまっとうなクソゲーマーで好感が持てる点が強いかな。あと謎のミニコーナーね。


薬屋のひとりごと

kusuriyanohitorigoto.jp

順当に面白い、カラテが強い作品。

(ニンジャスレイヤーのカラテ概念は使い勝手が良いので多用してしまう、にわかなのに)

実力を隠した主人公がなんやかんやぶいぶいやってる作品で、結局こういうのが嫌いな人はあんまりいないのである。誰だってコブラみたいな作品好きですよね?薬学知識があって毒耐性があって肝が据わっていて面倒事を避けたいやれやれ系主人公。なんか主人公の立ち振る舞いが思春期の女の子に(いろんな意味で)ぶっ刺さるんじゃないか、みたいなことをSNSで言ってる人がいたけど、確かに刺さるだろうなーって思う。それだけ魅力的なのだよね。あとOPの緑黄色社会+アニメーションが絶妙に本編の内容にマッチしていないという問題があるけど、単品としての完成度の高さで黙ってしまう。いい曲なんだよなぁ……(もちろん作品の内容に沿ったOPなのだけどコレジャナイ感があってね)。

けっこう古い印象のある作品。「次にくるマンガ大賞」2019のコミック部門ノミネートされていたので覚えていたんだなぁ。その頃に出ていたマンガは読んでいたけど、原作がノベルで、かつ漫画も2種類出ているらしいと知って混乱した記憶がある。なんかややこしいことになってんだなーとか思ったけど仲が良さそうだから大丈夫か(他人事)。

順当に2クールやるそうなので、後半も楽しみにしています。


アイドルマスター ミリオンライブ!

millionlive-anime.idolmaster-official.jp

アイマス枠。面白かった。

アニメ化が決まってからずいぶんと音沙汰がなかったなーと思っていたら2020年7月4日に発表されていたそうな。実に3年越しの傑作だったと思う。キャラは全員3Dモデル、私服と衣装+αで、キャラ数は膨大なのでけっこう金かかっているし、次を考えているのかなーと思わせるつくり。布団でも髪を解かないのか、なんて野暮なツッコミはライブシーンのクオリティで黙らせるかんじ、良いね。

ミリオンライブはゲームプレイはしたことがなく、ファーストのCDだけ全種類集めた記憶がある。当時はツタヤで借りてたなーなんて思い出した。なのでキャラはそれなりに知っているから混乱は少なかったけど、初見だとちょっと驚くだろうなーと思った。でも丁寧に出番であったりは気にされている印象があり、どのキャラに対しても愛を感じたので成功だと思う。あと、単純に知っている曲がくるとそれだけで「見て良かったな」となるから思い出補正も強かったかな?1クールだけというのもあって、テンポよく課題が解決していくのはストレスなく見れて良かった。じっくり2クールやってくれてもいいのだけど、こういうアイマスもアリだよ(デレアニ脱落勢)。あとはアイドルアニメ特有の固有結界演出が思い切ってて一週回って好きだった。こんぐらいやってくれていいんだよ。

冬アニメはシャニマスがくるのかな?どうしたって比べられるのだろうけど、ミリオンライブのアニメは良かったという点は絶対に崩れないだろうね。


「でこぼこ魔女の親子事情」

dekoboko-majo-anime.jp

大当たり枠。期待値を大幅に上回ってきて嬉しかった。

珍しく原作の漫画まで買うくらいには好きな作品。元々は作者ピロヤ氏のFGO(ぐだぐだ)二次創作から知って追っかけているのだけど、かつてのブーム「魔女集会で会いましょう」タグで発生したキャラがはじまりの漫画、だったはず。

dic.pixiv.net

ギャグのテンポ、個性的なキャラ達(使い捨てみたいな設定だけどけっこう頻出するのがすごいよね)、確かにアニメ映えする要素が多いな、と思った。それでいてちゃんと強い声優陣を起用してくるからよく理解しているなぁ。声がついて動くことで愛着が倍になった、アニメってすごいね。なんだかんだ毎週楽しみにしていたので、12話しかないのが悲しいくらいでした。

主題歌、というかOPEDともにいい味になっていてよかった。昔懐かしいテイストの雰囲気が原作にマッチしている。アニオリの何とも言えない枠埋め感もそれっぽくて良かったよ。思えば前クールのカワイスギクライシスでも似たような感慨を覚えたなぁ。こういう自分が追っかけた作品が映像化に恵まれるのが嬉しいんだなぁ。

原作者へのプレッシャーになってもアレなので、来年くらいにしれっと2期が決まってほしい。そんな調子でいつの間にか5,6クールくらい続く枠になってほしいと思う。


「アンデッドアンラック」

undead-unluck.net

ジャンプ枠。順当に面白い。すき。

上記のピロヤ氏も自分のアニメよりも楽しみにしている感があるくらいには面白いという前評判。実は自分も漫画喫茶である程度読んでいたのでアニメ放映するくらいの範囲は知っているのだけど、面白いねぇ。原作のテンポが良いのもあって、原作の話の消化ペースはゆっくりめの印象があるけど、その分丁寧に描写されていて好印象でした。あらすじや次回予告で尺を稼いでるって見方もできるけど、アニメって毎週空くと若干忘れるからあらすじは好きだよ(このくらいならば)。

能力バトルものは面白いよね。後半も楽しみです。

 

「呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変」

jujutsukaisen.jp

ジャンプ枠。力入ってんなーって印象。

作画、見せ方、力の入りよう、どれも一級なんだろうけど逆にくどいと思ってしまって素直に楽しめなかった。構成上仕方ないのだけど、くどい描写が尺稼ぎに思えて勿体ないなーと思った。戦闘シーンも派手すぎるんじゃないか、って思うけどそういうもんだと思って見るのが正解だろうね。実際スゲーってなったしね。

話の展開としては……まあ今が物語でいう谷の部分だから、こっから上り調子になるでしょ、という淡い期待をもってみる。原作の展開?知らないですねぇ(すっとぼけ)。

なんだかんだ毎週楽しみに見ていたので良かったです。


「葬送のフリーレン」

frieren-anime.jp

期待値が高かったけど、それを大幅に飛び越えた傑作。サンデーの切り札は強かった。

初回から金曜ロードショー枠で4話をつなげた特別編でやる大盤振る舞いっぷりから始まり、物語の軸が定まるいいところまで見せる英断が結果的に大成功につながったのかもしれない。原作の淡々とした進行がアニメでもいい感じに表現されていて良い。バトル部分も盛られていて良いのだけど、基本の軸は登場人物の心理描写なので、そこがすごく良くできているなぁ、という印象でした。主題歌はどっちも最高だし、いいアニメ化がされて嬉しいよ。

あと、やっぱりこのアニメのギャグ描写はかなりシュール気味だよね。映像化するとより際立つ気がする。

あとは、メディアミックス力がこんなに高いと思わなかったなぁ。コロコロの漫画に出張していたのも面白かったし、味ぽんのPRもしていたのはちょっとやりすぎではないか、って思ったけど面白いので成功だよね。旅をしている設定だからどこに出しても違和感がないし、魔法集めがライフワークの長命種エルフだから何をさせても「なんか昔そういう縁があったのかな」で片づけられる柔軟性。軽率にソシャゲに登場しそうだね。

「一級魔法使い試験編」までやるそうなので、それも楽しみ。黄金卿のマハトまで見たいよ俺は。行くとこまでいってほしいと思った。


魔法使いの嫁 SEASON2」

mahoyome.jp

面白かった。追っかけて良かったな、と思ったよ。

なんだかんだ、少女と人外のカップリングが好きなんだよな、俺。そんで美麗な描写のファンタジーも好きだし、魔法とか世界の理みたいな話も好き。そんで訳ありどん底人生が上向くストーリーが大好きなんですね。だから、そういう点で自分の好みにバッチリハマっているんだなぁ。

アニメ映えする戦闘や魔法(魔術)の描写、漫画では字面で流し見してしまった心理描写も映像だとしっかりと刺さるからより面白くなった。これは一気見しても面白いし、毎週追っかけても楽しいタイプの作品だと思う。

そんでしれっと次チャプターもアニメ化する気まんまんの予告が入る。まあ順当にやってくれると思うから楽しみが増えたね。こっから先の話は知らない(そもそも漫画になっていないのでは?)ので、次は何年後か分からないけど、楽しみにしている。

 

ウルトラマンブレーザー

m-78.jp

まだ終わっていないけど、タイミング的に書いてしまう。面白いねー。

特撮の良さは分かりやすい物語の構造とヒーローの存在、そして人の善性だと思っている。登場人物たちの人事を尽くしている具合、信頼関係が構築されていく様、どれも過不足なく構成されているなーという印象。ウルトラマンってこんなに完成度高いんだ、という気持ちになる。まあおっさんの俺が楽しめているけど、メインターゲットの子供にも同じようにウケているのかは知らない。あと数話で最終回。ニコニコの一周遅れで見ている+休みと総集編で空いてしまうけど、残り少しも楽しみたい。

 

こんなところかな。ちゃんと追いかけたのが9作品か、多いな。冬アニメはさすがにこんなに見れないと思うが、気になるアニメもちょいちょいあるので引き続き見ようと思います。ダンジョン飯とか楽しそうだ。なおウマ娘は途中で脱落してしまった模様。なんか見る気なくなっちゃったんだよなー、なんでだろ。

 

今日はこのへんで。やりたいと思ってた年末のタスクが一つ片付いたってかんじだね。